2022・2・4 突然旅立ってしまったココちゃん。
今私は、ココちゃんの晩年については、飼い主として最低だったと自責の念に駆られています。ゲージ外でのウンチやオシッコがあれば怒ったり、高い治療費に頭を悩ませたりするばかりで、積極的にココちゃんに関わろうとしていませんでした。旅立つ前日も、床にされたオシッコを拭きながら怒っていました。調子の悪い状況が分かりながらいたわろうとしない私は、飼い主として、いや人として、最低です。この数か月を振りかえると、何でもっと優しく接しなかったのか、何でもっと声をかけなかったのか、何で曲がってしまった背中をもっと撫でてあげなかったのか、と後悔と懺悔の気持ちでいっぱいです。今でも自身の愚かさと、ココちゃんに対する申し訳なさで、涙が止まりません。
でも、そんな私にも、旅立つ晩は私のベッドサイドで横になり、旅立ちの挨拶に来てくれましたね。そしてそのあと、ママの横に行き、そのまま旅立っていきましたね。本当にいい子だったんだ、涙。
ココちゃんの思い出はたくさんあります。若いころは、散歩で多摩川によく行きましたね。私が酔っ払って帰り、そのまま床に寝てしまった時は、眼鏡をかじり傷だらけにしてくれましたっけ。1階で食事をしたときは、太いソーセージを盗み食いしてのどに詰まらせていましたね。ココちゃんの毛並みはきれいで肌触りが良く、カットシャンプーしてきた時は本当に可愛かったですよ。ママも子供たちも、思い出はたくさんあると思います。15年もの間、ココちゃんが家族にくれた幸せや喜びを、私は一生忘れません。
そして、ココちゃんが旅立つことで気づかせてくれた私の愚かさを深く反省し、今後の糧にしていきたいと思います。
ココちゃんどうもありがとう、そしてごめんね。我が家は、ココちゃんと楽しい時を過ごせて幸せでしたよ。これからは、私が同じようなことをしないよう、空から見守っていてね。