
ここ数年、よく耳にするようになったアニマルコミュニケーションという言葉があります。
この言葉の意味ってなんでしょうか。あるアニマルコミュニケーターさんは「言葉、イメージ、フィーリング、直感などを通して動物のメッセージを受け取り、動物との関係を深める為の手法」という説明をしています。
「鳴き声、尻尾の動き、表情などで示される犬語や、心の声と対話する事」これがアニマルコミュニケーションのおおよそのイメージです。
日本ではまだまだ一般的ではありませんが、アメリカなどではアニマルコミュニケーターが受け止める動物たちのメッセージによって、多くの動物やその動物に関わる人たちが様々な問題解決の糸口を見つけています。
ここでのキーワードはテレパシーです。テレパシーとは簡単にいうと、心に届くイメージやフィーリングによって物事を理解していくことです。
例えば「ある友達の事を考えていたら、その友達から連絡があった」とか。こういうことがあると、「偶然だね」という風にいう方がほとんどでしょう。実際にただの偶然である事もありますが、テレパシーによって心が通じ合い、実際に連絡を取り合ったという場合もあります。
この、誰もが無意識に使っているテレパシーを使い、動物の心の声を受け取ることをアニマルコミュニケーションといいます。
この能力は人間に元々備わっているもので、特に純粋な幼少期などには、誰でも極自然に使っているものだとされています。
ところが、成長するに従って、様々な知識が付き、また否定的な思想や観念が芽生えるとこの能力は眠ってしまいます。そして、ついにはその能力を持っていたことさえ忘れてしまっているのが、現代社会に生きる私達の現状なんだとか。
動物たちに目を向けてみましょう。彼らには、知識やネガティブな想念などはありませんから、テレパシーによって、彼ら自身が会話を交わしているとされています。あなたのペットが遠くを見て、見えない何かと交信している。それはおそらく本当に他の動物たちとコミュニケーションをとっているということなんでしょうね。
実はあなた自身も、ペットと確実にコミュニケートできている時があります。それはあなたとペットとの出会いの時。たいていの人が運命の子と感じてペットを迎え入れているはずです。その時、ペットたちは確実にあなたにテレパシーを送っていて、あなたはそれを直感や第六感でしっかりと受け取っていたということなんです。
特に、動物と暮らすことの幸せにたくさんの感謝の気持ちを持っている人などは、こういった体験は他にも数多くあるのかもしれません。