
なんでもそうですが「こうしなければならない」という考え方は好ましくありません。あなたのライフスタイルに合わせて、無理のないケアをしてあげましょう。
有名な乳児の死亡率を調査したデータですが、清潔な環境で抱っこしたり撫でたりがほとんどなかった乳児と、逆に、清潔ではない環境で抱っこなどが豊富だった乳児とでは、後者の抱っこなどのコミュニケーションが豊富な乳児の死亡率の方が低かったというものがあります。
これは、見た目や数値にとらわれて、愛情や楽しみといった精神的な満足感をおざなりにしていては、ペットの生命力の減退に繋がるということです。
ペットのごはんを手作りしてみることを考えてみましょう。ペットの身体と対話しながら、毛艶や皮膚の状態などを良くチェックして、そのペットにとって精神的に、体調に一番良いごはんを作ってあげる。そうすることが、ペットロス予防につながります。
なぜペットロス予防になるのでしょうか。それは、栄養素やバランスを考え、素材を選んで調理し、食べてくれるところを見守り、体調を観察し・・というプロセスを踏むことによって、あなたがペットのことを思い、これだけやってきたという自信が持てるようになるからです。
ペットが亡くなった時には、「今までこれだけ愛情を注いできた」と思うことで、自己肯定する心が生まれます。これにより、ペットロスが長引く要因のである「後悔」「自己否定」を潰せるというわけです。
ペットが喜ぶことをやる。それがあなたにとっても重要な行動になります。