1.ペットロスそのものへの無理解
ペットロスを具体的に考えたことがなく良く知らない→この悲しみは理解してもらえない→共感が得られない→自己否定
対策:自分のやってきたことや感情を肯定する
2.悲しみに不寛容
日本では、子どもの時から泣く事は弱さのあらわれだとされてきました。それにより、悲しみの感情を表現するのが下手→ペットのために泣くなんておかしい→悲しみを消化できない
対策:おおいに泣いて悲しみの感情を表に出す
3.ペットの役割
身近なものを失ったとき、自分の中で何が失われるのでしょうか。「親→あなたの過去を失う」「配偶者→あなたの現在を失う」「子供→あなたの未来を失う」「友→あなたの一部を失う」このようにいわれています。
ペットは時として、精神的な面では、父や配偶者や子供や友になりえます。その大きな存在を失うとなると、時として人生における最大の喪失となる場合があります。
対策:ペットと共依存、いわゆるベッタリ、片時も離れないという関係にならないように気を付ける
4.あなたの役割
私たちは生まれつき「養育願望」を持っていると言われています。育てたいという願望を持つ私たちと、養育者が必要なパートナーたち。互いに影響を与え合う、本能の部分でのつながりが強くなる→血のつながり以上の絆が生まれる。
対策:愛情を注ぐことは大切ですが、あまりにも執着し過ぎないように気を付ける
5.ペットの存在
ペットは豊かな愛情と忠誠心であなたを愛してくれる存在です。ペットに愛されることで自尊心が高められ、自分の命に価値があるという気持ちにさせてくれます。そんな存在を失うと、心にぽっかり穴が開き、空虚な人生を歩むことになったような気になります。
対策:ペットと共に生きた証を心に残し、新たな生活を築いていく