
犬の寿命は犬種にもよりますが、10~20年の間に大体収まります。いつか訪れる愛犬との別れ。その悲しみはとても大きいものです。それだけに、愛犬の死を考えることは辛いことですが、後悔しないようにきちんと向き合って心の準備だけはしておきましょう。
一昔前、昭和の時代では雑種で外飼いの犬が多数を占めており、愛犬が亡くなると自宅の庭に埋めたりするのが一般的でした。ペット火葬を行っている業者も少なかったです。しかし現在では住宅事情もあり、ペットも家族として扱うペット愛好家が増えたため人と同様に火葬する事が多くなりました。
もしも愛犬が亡くなったら、毛布やバスタオルの上に寝かせて屋内の風通しの良い場所に安置します。夏場であればドライアイスなどで遺体を冷やしましょう。火葬場への運搬をしやすくする為、死後硬直が始まる前に、遺体を箱などに納めます。
火葬は地方自治体や民間業者で行っています。そのサービス内容や料金は様々ですので、インターネットなどで事前に確認しておきましょう。ペットの火葬であっても、人と同様に、お骨を拾うことができたりする業者も存在します。愛犬の骨はなるべく拾ったほうがよいでしょう。骨や灰をピルケースやメモリアルペンダントに入れておくと、それまでは飼い主が外出する際はいつもお留守番をしていた愛犬と、何処にでも一緒に行動出来るようになります。
火葬の後、骨を持ち帰ることができたら、納骨の場所も考えて起きましょう。自宅以外に納骨する場合はペット霊園などの選択肢があります。