オモチャのトラみたいだからと名づけられたトイガーは、本当にトラをそのままミニチュアにしたような迫力のあるトラ模様です。見た目がゴージャスなトラ模様の被毛は、柔らかな短毛が密生していて、触るとなめらかでしっとりとしています。
トラに似た品種の作出には、多くのブリーダーが取り組みました。アメリカのとあるブリーダーがある日、ショートヘアの家猫とベンガルとの間に生まれた子猫の頭部に、普通ではあまり見られないスポット模様発見し、その子猫を元に開発をスタートしました。トラのような横しまを全身に施すのは難しい事でしたが、1980年代後半に現在のトイガーが完成しました。