この猫は神話や伝説にも登場します。豊穣、愛、戦いの女神であるフレイヤの車を牽引していた2頭の大きな猫とか、雷神でさえ持ち上げることのできなかったほど大きな猫など、ノルウェージャンフォレストキャットがモチーフであったと考えられています。
ノルウェーの厳しい寒冷気候の中で、数百年もの間、生き抜いて発達した、とても剛健なナチュラルブリードで、強くて丈夫な体と厚手のコートは、まさにスカンジナビアでの数世紀にわたる彼らの進化の証なのです。ノルウェーではノシュク・スコグカット(森林猫の意味)とよばれ、古くからバイキングと旅をしたりして、船やバイキングの村の害獣退治に活躍していたといいます。