深いチョコレートや明るいライラックのコートカラーが美しいハバナは、つややかで豪華なコートと澄んだグリーンの瞳が美しく調和しています。開発当初はチョコレート1色でしたが、ロシアンブルーを導入したことにより、ライラック色も現れたため、ハバナという名前に変わりました。
かつてはヨーロッパで見られたブラウンのシャムタイプの猫が、1920年代になると規定外のシャムとみなされ、消えていきました。しかし、1950年代に入ると、イギリスで再びブラウンのシャムを作出する試みが始まりました。開発にはシールやチョコレートのシャム、ブラックの家猫などが導入されましたが、アメリカにわたってからも開発が続いたために、両国でタイプの違いが出てきました。