ボクサーの性格は、闘犬や闘牛目的で利用されていたため、かなり獰猛でしたが、現在は本質的にやさしく情愛深い性格へと改良されています。主人に大変忠実で、見知らぬ犬に対しては攻撃的になる場合も有ります。
健康面では、股関節形成不全や聴覚障害、胃捻転などが多く見られます。胃捻転は食後の激しい運動を避ける事で予防しましょう。
ドイツのマスティフ・タイプの犬を2頭と、ベルギー・ブラバン地方の土着犬、テリア、ブルドッグ、マスティフなどとの交配によって誕生したのがボクサーのルーツです。
ドイツのボクサー・クラブは1896年に設立され、1902年には出版物として、ボクサーのスタンダードを掲載しました。